簡易アルバム解説

 

山田ソロ作として二作品目になる
『inlet/outfoucs』について書こうかと思います。

 

歌もなく、ギターも全く弾いてないので

ライブなんかを見た事ある方は、

このアルバム聴いて音楽の違いに戸惑ったり
面食らったりするのではないでしょうか。
「自分が寝る時に流すアルバム」を作りたいという思いから出発して、
作っていく内に海というテーマが現れ大体の方向性が決まってきました。
今までとは全く違う作り方をしてみようとか、
制限を付けたり付けなかったり試行錯誤した結果の産物です。

 

音楽性の拡張というのはミュージシャンにとって、

難しくもあり楽しくもあります。

自らが得たひとつの方法論を突き詰めるのも重要な事ですが、
自分の中で産まれる表現そのものや、
それに向かう姿勢への新鮮さを保つ為に
多くのミュージシャン達は音楽的冒険をし、
新たな海原へと旅立つわけですね。

 

さて、前置きが長くなりましたが、
そろそろアルバム曲の解説を。

 

 

 

 

「sea」
Beatweveというアプリで作ったループに、
クジラの声っぽい音や波的なSEを乗っけたもの。
一番最初に出来た曲で、これにより海のイメージでいこうと決定。
大らかなる海よ。

 

「swirl of light」
ほとんどのオケはcausticというアプリだけで作って、後から知人にピアノだけ入れてもらいました。
自分では弾けないフレーズが出てくるから餅は餅屋、鍵盤はキーボーディストですね。
水面に光が渦巻いてる感が出てればいいなと。

 

「swimming lesson」
これも同じ知人に頼んだ曲。
本来は9曲目に入れるはずだったけど、
元々弾いてもらったピアノのテンポを死ぬほど落として、

エフェクトであれこれした曲。

手取り足取り教えながら、水中を優雅に泳いでいきます。

 

「night diver」
リズムを入れないと思ってた最初の目論見は外れ、
この曲はリズムに特化したDM1というアプリで作成。
色々なリズムパターンが鳴ってて、
途中でタイミングをズレていく、
みたいな事をやりたかった気がするけど、出来上がりはそんなにやってないですね。
元の音だとパンチに欠けるので歪みを足して、完成。
潜水、夜の海の中は激しく怖いです。

 

「boneyards」
陰気な曲。ダラダラしたリズムを軸に回転する音が左右に動いて、
低音がロングトーンで鳴ってる。
途中からは泡の音がブクブクと。
沈んでいって行き着く先は海の墓場。
死に絶えて海底に積もった亡骸を横目に泳いでいきます。

 

「languid feast」
元々は祝祭というギター弾き語りの曲を
また違う知人が遊びがてらピアノで録ってくれたもので、
これもテンポを死ぬほど落としてゆったりとした感じに。
フレーズやメロディは同じでも、
テンポや音の高さ、使う楽器を変えると全く違う曲に聴こえるという。
だるい感じの晩餐。

 

「ripple」
色々な鈴の音やストーブの蒸気音、
ピアノ逆再生や単音のシンセ等々、
割と色々入れてみた曲。リバース大好き!
水の流れていく感じや半透明の綺麗なイメージ。

 

 

「surfacing」
リードトラック的な位置付け。
音楽的には一番きっちりしてるかなと。
これもほとんどcausticで作成してノイズなんかを足して。
深く潜った後の、海面へと浮上、及び浮遊していく感じ。

 

「sea(good sleep edit)」
タイトル通り。
一曲目をこれまた死ぬほど遅くして、
延々と繰り返されるループにすこーしずつエフェクトがかかってきます。
この曲の途中で寝てもらえると思惑通り。
14分ちょっとで終わるけど個人的にこういう音楽はいつまでも聴けます。

 

以上、簡単な解説でした。直ぐ忘れる自分の備忘録としても。

 

不眠気味の自分が寝る時に流したい思いから作ったアルバムではありますが、
誰かのベッドルームでも鳴り響いたら
それはもう最高、いう事はないですね。
これに懲りず、また違う感情や景色を音楽で切り取れたらなと思います。
生きてる限り旅は続いていきますからね。
ゴリゴリのノイズアルバムやクラシック風なのも憧れますが、
ひとまず次回は夜の夢としての全うなバンドサウンドを。

 

たらたらとした駄文を最後まで読んで頂いて有難うございます。
それでは、良い音楽生活を!

 

 




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